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俗物紀「見世物小屋」
category: 日記 | author: gootarian 作家
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         さ〜て台風16号も近づきつつ筆をとる・・いやキーボードを叩くことにしよう。今回の台風は、以前九州に災害をもたらした15号(だったかな〜)に比べるとまだ強いらしい。少し不謹慎だが、大変だ大変だといいつつ心のどこか奥底で「いや〜大変だけど見てみたいな〜感じてみたいな〜自然の驚異を。ちょっとだけこないかな〜。非日常の世界を見てみたいな〜」なーんて考えてるのは、わしだけであろうか?まあ、それはそれとして前回の続きを語ることとしよう。                  見世物小屋にはいるとそこは200人ぐらいのモノ好きで満員である。ざっと見積もっても一回の公演で10万円である。ショバ代が少々高くても割りのいい商売である。わしも火ぐらい吹けそうな気がするが、悪食は無理だ。すると一人の着物らしき物を着たオババがなにやら口上をいいながら逆立ちをはじめた。股間にかかしの顔をつけ、器用にバランスをとりながら民謡にあわせて足を動かす。よく見るとわしの記憶に間違いじゃなかったら膝・肘の関節が普通じゃないらしい。どうも反対に曲がっているみたいだ。なんか見ちゃいけないものを見てしまったような変な感じである。周りのお客も脂汗をかきつつにやけている。このオババが普通だとヤジでも飛ぶところだが、周りはあくまでも静かに固唾を飲んでにやけつつ観ている状況である。後でわかったことだが、このオババはどうも「クモ女」であることがわかった。なるほど間接が、逆に曲がるから「クモ女」・・・う〜ん。足が8本の人間を期待してたわけではないが、・・・う〜んである。「カニ女」でもいいのではないかと思うのだが「クモ女」の方が怪しく哀しげである。「カニ女」だと笑いしかとれない。つづいてのコーナーが「蛇女」の登場である。わし的には顔じゅう鱗だらけのくねくねとした得体の知れない怪しげな女性を期待をしておった。しかし、司会のおっさんに紹介されて登場したのは、ケバイ厚化粧をほどこし赤い長襦袢をきた普通のこれまたオババであった。オババは、めんどくさそうにハイハイ調で「ハイこれが新鮮な生蛇ねっ。ハイこれを今からたべるねっ。ハイ観ててごらん。」なんだかバナナの叩き売りか、包丁の実演販売を見てるようである。するとオババは、蛇にガブリと噛み付き既に何回かの公演をこなすうちに瀕死の状態になっておる蛇をこれでもかと引っ張って皮はがしにかかる。いやはやおぞましいと言うか、まわりからは失笑もこぼれておる。これまたウ〜ンである。まあよく考えるとマジで顔じゅう鱗のくねくね女などいるわきゃねえか。まわりのお客も皆同じ感じだったが、おとなしく出口で500円払って退場である。当然のごとく出口で料金を回収している小男の後には、頭を剃ったサメ眼の大男がにらみをきかして立っておった。
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